郷愁に近し感覚

お久しぶりです。TSN 和田です。

社内ブログに寄稿するのも久方ぶりですが、前回が2021年2月ということで、約1年3か月ぶりとなりますが、世の中は相も変わらずコロナ禍継続中で、そろそろ落ち着いてほしいと思う次第です。

話は変わりますが、先日仕事の関連で「日鉱記念館」を拝観してきました。

展示物は日立市民であれば誰しも(?)知っているであろう「日立鉱山」由来のものがメインとなっていますが最初に『大煙突』に関するビデオ上映を見せていただきました。

映像は、大煙突建設前後の白黒のものから始まり、段々と近代へと移行していくのですが「近代」といっても、ここ2~3年というわけではなく、おそらく10年以上前の情景かと思われるものでした。

その映像では鉱山の煙害対策の後に記念に建てられた「桜塚」の石碑や、平和通りの桜並木等が映し出され、現在の市内の様子と比べ、何か活気のあるような街並みを確認できました。

そうすると、今現在の市内で暮らしているにも関わらず、なぜかとても懐かしい気持ちがこみ上げてくるような感覚になり、何となく郷愁に近いのかな~とも思いましたが、よくよく考えるまでもなく、 単純に私も年を取っただけのような気もします。

何はともあれ、例え市内に住んでいようとも、偶には近場の記念館に訪れるのも良いものだと思いますのでこの記事をご覧の方は一考されては如何でしょうか?

尚、下図は文中にある「桜塚」の近影となりますが、最近、この塚の目の前に「日鉱記念病院」が移設されるようです。

黙っていても時は流れゆくものですが、良き方向に向かってくれればと思います。