こんにちは、堀口です。
突然の私事ですが、時が経つのは早いもので、どうやら間もなく家を建てて10年が経つようです、早っ。
※過去のブログを見返したら、引っ越しネタで書いた記事ありましたので、こちらもドウゾGWに引っ越しました:2015年5月14日!!
あの当時はピカピカ新築だった我が家も、10年経てば、床が凹んだり、壁に穴が空いたり、10kg以上太ったりと、いろんな事が起きましたが大抵はしょうがないと思えるのですが…
みなさん、事件です!!なんと、、、、
家のドアの鍵が壊れました💣
えらいこっちゃ🔑
えらいこっちゃ🔑
まあ正確には、ドア・鍵本体は大丈夫なのです…
が、我が家のドアには、購入時から内蔵のスマートロックが付いていて、車みたいにボタンを押すと開けられたのですが、それが完全にイカれてしまいました。押しても、ピーピーと音(ビープ音)が鳴るだけでうんともすんとも。
物理鍵で施錠はできるので、防犯上は問題ないのですが、鍵を出さなくていい便利さに慣れてしまった私や家族としては、精神衛生上、非常に重大な問題なのです。
まずは、真っ先に修理を検討したのですが、メーカー修理の概算費用を見ると、どうも10~15万くらいは軽くかかりそう💦申し訳ないですが、できればもっと安く済ませたい。
でも、家族からのクレームは日に日にエスカレートする一方です。
『鍵空けるのめんどくさい』
『鍵どうにかして』
『鍵』
『かぎ』
『カギ』
『K・A・G・I』
・
・
・
ど、どうにかしないと、、、
そんな窮地に追い込まれた私が、三日三晩、必死に解決策を探した結果、出したその答えは、、、、
『直さないで、別のスマートロックを付けちゃおう』でした。
色々調べてみると、世の中には、
・ドアの物理鍵に外付けで付けられるスマートロックがある模様。
・費用も5万くらいあれば事足りそう。
・さらに、ものによっては、スマホで遠隔操作したりもできそう。
って感じで、予算内+現状よりVerアップ+家族からのクレームから解放されるという、素晴らしい未来が見えたので、これはやるしかない!一石三鳥!!いやいや、どうせやるなら、会社のブログ記事にして一石四鳥だっ!!!
前置きが長くなりましたが、この一大事を解決すべく行った、外付けスマートロックの選定~運用までの一部始終を書いていきたいと思います。
1.機器の選定
今回、我が家で導入した外付けスマートロックはこちら。
『SwitchBot、Qrio、CANDY HOUSE…外付けスマートロックって、いろんなメーカーの製品あってどれにするか悩むなぁ』
と思っていたのですが、我が家の選択肢は、結果これ一択でした。
理由としては、我が家のドア(LIXILのジエスタって種類らしい)の鍵は少し特殊らしいのです。そもそも、外付けスマートロックは、どの製品でも大枠の構造は一緒で、取り付けた機械でドアのサムターンと呼ばれる鍵のつまみ部分を回す必要があります。
このサムターンが我が家の場合、八角形のダイヤル状になっているのですが、どのメーカーもこの形には、製品単体では対応しておらず、私が調べた限り専用ホルダーの用意があるのはSwitchBotだけでした。
これを調べて確証をえるのにかなりの時間を費やしました。
・八角形の専用ホルダーの件はそもそもあんまり情報のってない
・ホルダー商品名が【ジエスタ2用】となっていて【2】じゃない我が家のドアに合うのかわからない
・サイトから直で買えず、サポートへの問い合わせが必要
などなど、結果的にはうまくいったのでいいですが、結構苦労したので、その時に拾い集めた関連情報を張っておきます。同じようなシチュエーションで困っている方の参考になれば。
▼SwitchBot ロック用特殊サムターンホルダー 購入ページ
▼ロックPro専用・LIXIL TOSTEM ジェスタ2用の特殊サムターンホルダーの取得方法
https://support.switch-bot.com/hc/ja/articles/20309278882583-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AFPro%E5%B0%82%E7%94%A8-LIXIL-TOSTEM-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF2%E7%94%A8%E3%81%AE%E7%89%B9%E6%AE%8A%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8F%96%E5%BE%97%E6%96%B9%E6%B3%95
※記載されているとおり、アフターサービスへ連絡すれば購入案内してもらえる
当時は、果たして、我が家のドアに合うのか、かなり不安なままの購入でした。ちゃんとつけられてヨカッター!!!
2.開封
スマートロック本体は、シンプルで結構しゃれた感じの化粧箱に入ってました。
3.ホルダー付け替え
標準のホルダーから、苦労して入手した八角形のホルダーに付け替えます。少し強めに引っ張ると簡単に外れて、問題なく付け替えできました。
ちなみに、専用ホルダーは受注生産で3Dプリンターで作られているそうです。結構しっかりして、全然そんな感じしなかったですね。
4.ドアへの取り付け
本体をドアの設置予定箇所に当てがって、高さを調整します。
↑ここのネジを回すと足が出てきて、高さ調整できます
取り付けは、なんと両面テープです。本当にテープで大丈夫かなと最初は思いましたが、設置して約1ヶ月の現在はなんら問題なし。ネジ止めなどで、ドアに傷をつける必要がないのは、いいですね!!賃貸なんかでも使えちゃいます。
さっそく取り付けるのですが、本体を支えられるということはかなり強力なテープなはずで、一回はったら剥がすの大変そうです。なので、位置決めは慎重に、私の場合は、養生テープで貼り付け位置をマークしておこないました。
ちなみに、購入品紹介で、本体や一部機器が2つずつあったと思いますが、ドアの下の鍵にも同様に取り付けます。SwitchBotのスマートロックProは、ドア上下の2つの鍵に取り付けて連動させると、1発で上下の鍵の開錠・施錠ができるのです。便利ですよね。
んで、取り付けた結果がこちら。
取り付け後48時間は、補強のためテープ固定が必要なため、ちょっと不格好な写真ですが、いい感じにできましたね~。
5.関連機器取り付け
4までで、スマートロック自体の取り付けは完了なのですが、もっと便利に利用するため、関連機器も設置していきます。
まずは、ハブ2外出時など、スマートフォンのアプリから遠隔操作して、鍵の開錠・施錠を行うために必要です。おまけ機能で温度と湿度も表示されます。
今回取り付けしたスマートロックを、このハブ2に登録して使うようなイメージなのですが、他のSwitchBot製品も登録できたり、オートメーションと呼ばれる機能で、特定条件時に機器を動作させるといった、簡単なプログラミングみたいなことできます。他にもいろんな事ができるみたいなので、またあとでじっくり遊んでみようと思います。
あとはドアの外に、指紋認証用パッドを追加で取り付けしました。スマートロック単体だと、アプリからの開錠・施錠しかできないのですが、これをつけることで、指紋やパスコード、NFCとかでスマートロックを開錠・施錠できるようになります。
私や妻だけなら必要なかったかもですが、普段スマートフォンを持ち歩かない子供たちが操作するためには、コレが必要でした。機器の下の方にある黒い丸の部分が指紋認証のタッチエリアです。子供らは指紋でドア開けられるのに感動してました。
ドア外のこの辺につけました※テープは仮止めです
簡単に指紋登録は簡単に追加・削除できるので、一時的に友達を登録して、一定期間たったら削除などの運用も簡単にできるので、いい感じ。指紋認証の精度も今のところまったく問題ありません。
あと、おもしろいのが、NFCがついてるものならなんでも登録できるので、電車にのるときのSuicaとかも鍵として使用できます。おもろ。
ちなみに、スマートフォンの管理アプリではこんな感じ。登録したデバイスの情報が表示されます。
ツインロックって書いてあるのが設置したスマートロックで、現在の状況確認はもちろん、タップするとネットワーク経由で開錠・施錠操作ができます。便利ですよねー。
6.あとがき
これにて、我が家の外付けスマートロック導入のご紹介は以上です。いかがでしたでしょうか。費用も抑えてかつ今までより便利になって大満足。特に、遠隔地から操作できることと、指紋やNFCなど色々なもので操作ができることがとっても便利だと思いました。導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに…
実は、もともとドアに内臓されていたスマートロックは、車の様に専用キーをもっていないと鍵を開けることができないものだったのですが、数が足らず私は持っていなかったので、一人でいるとき、主に勝手口から出入りしていました。
家を建てて10年間、やっと玄関からの出入りすることができるようになり、やっと家族の一員になれた気がしてうれしいですwそれでは、また。