こんにちは、山口です。
最近見た映画について紹介します。
『21世紀の資本』というドキュメンタリー映画です。
数年前に映画タイトルと同じ原作本が発売され、
経済書としては異例のベストセラーになったものを映画化した作品です。
原作本は600ページ超えの16章からなる大作のため、
私はそれを簡単に要約した入門書を読みました。
主演が著者本人ということと、
この難しい内容をどう映画化したのか興味がありました。
※映画ポスターで両手広げてるひとが本人(トマ・ピケティ)
映画の内容は、
資本主義の始まりから現代にいたるまでの流れと、
作品の主旨となる「資本家と労働者の格差 (r > gの不等式)」についてを駆け足で解説していきます。
原作本では統計グラフや数字が多く出てくるのですが、映画ではそういうことはなく、有名な映画や画像を多く引用した作品になっているので、本を読むよりは分かり易いです。
だた、本一冊の内容を凝縮しているので、展開が早く流れについていくのが大変でした。
著者のピケティ以外にもイアン・ブレマーなど多くの著名人が出演しているので、
興味がある人は見る価値アリだと思います。
新型コロナの影響で上映中止となり、動画配信されていますので外出自粛のこの時期にご覧になってはいかがでしょうか。