ティ・エス・ネットワークスの綿引です。
小生の地元、那珂市本米崎に稲荷神社があります。
昨年まで、世話人代表をしていたこともあり 少し紹介したいと思います。
近所の人たちがお参りをするような、小さな小さなお稲荷さんです。
なので、地元でも知らない人は結構いるようです。
そこにいる狐の名前は、甚二郎狐。
私たちの“野”を守ってくれています。
その狐には、兄弟(四匹)がいます。
全員が静の森(現在の那珂市静)で生まれました。
ある日、四匹の狐が集まって相談のうえ「私たち狐の仲間には、
人間に悪さをして迷惑をかけているものがいる。
そのような仲間の罪滅ぼしのためにも、神通力を生かして、
人間の役に立とうではないか」ということになったそうです。
一番目の源太郎狐は長男なので、那珂市静の本家に残り「川」を守りました。
三番目の紋三郎狐は、笠間市笠間に移り「山」を守りました。
四番目の四郎介狐は、ひたちなか市湊に移り「海」を守りました。
那珂市静神社 と ひたちなか市湊神社も大きな神社ですが、
その中でも、笠間稲荷神社を守っている紋三郎狐は超有名ですね。
なぜか、二番目の甚二郎狐は欲が無かったそうで、
小さなお稲荷さんとして“野”を一生懸命守ったそうです。
その働きぶりに、住民から稲わらをいただいたそうな。
是非、皆さん 甚二郎稲荷神社にお参りに来てくださいね。