久しぶりにブログの出番の浦部です。
今年も2月からJRのお得な切符で「ときわ路パス」が使えるようになりました。
この切符、2,000円で茨城県内のJRと一部の私鉄が乗り放題というものでかなりお得です。
1997年から関東の駅百選というのが選出されているのですが、茨城県で選出された駅が「ときわ路パス」すべて回れるので行って来ました。
といいつつも、茨城県で選定された駅は8つで、うち2つは路線が廃線となっていて駅がなくなってます。
廃線になった路線を除いた6駅は、新守谷、那珂湊、鹿島大野、ひたち野うしく、玉川村、騰波ノ江です。
1駅目、ひたち野うしく。
回る順番の都合で勝田から始発で来ました。到着は朝の5:30。とにかく寒い。
遥か昔、つくばで科学万博があった時に、ひたち野うしく駅の場所に「万博中央駅」なる臨時駅があったらしいです。
周りをちょっと探索する予定でしたが、西友以外になにもないと言う以外な落とし穴があったので次の列車で移動しました。
2駅目。新守谷。
関東の駅百選は25駅ずつ4回にわたって選出されたのですが、第1回の選出駅です。
関東鉄道常総線の駅で、ひたち野うしくからは取手で乗り換えです。
思っていたより近代的で駅前のバス乗り場もターミナルって感じでした。
インターネットで調べるとドラマの撮影なんかにも使われたらしいです。
3駅目。騰波ノ江(とばのえ)。
こちらも関東鉄道常総線の駅で下妻市にあります。新守谷からの移動は、同じ路線ですが水海道で乗り換えです。
選出されたときはまだ駅舎が古かったのですが、数年前に建て替えられてしまいました。(実は結構昔に来たことがあったりします)
こちらの駅も撮影に使われたことがあるらしく、CDのジャケットが毎回芸能人の写真が使われているアーティスト、FUNKY MONKEY BABYSの「もう君がいない」のプロモーションビデオに登場したり、映画「下妻物語」のロケにも使われたそうです。
4駅目。鹿島大野。
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の駅です。
騰波ノ江からは移動が結構面倒くさく、いったん下館駅に出て水戸線に乗り換えて水戸に移動、そこから大洗鹿島線に乗り換えました。
駅舎のかたちが特徴的である以外にコレといったところもありませんですが、周りに美容院と不動産屋さんが多かったです。
しかも不動産屋さんの看板には「田舎暮らし始めませんか?」的なコピーが必ず書いてあると言う感じです。
折り返しの列車までかなり時間があるので周りの散策に出たのですが、駅から程なく「コメリ」を発見しました。
全国にかなりの数の店舗が存在するコメリですが、滅多に行かないので新鮮でした。
文房具から農機具、園芸用具、長靴に作業着に灯油に箱売の缶ジュース、灯油、その他いっぱい、何でも売っている感じでした。
ちなみに鹿島大野の隣の駅は日本一名前が長い駅「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」です。
5駅目。玉川村。
水郡線の駅です。駅舎以外に特に特徴がありません。
乗降客の大半は高校生のようです。駅舎は図書室が併設されていました。
やはり折り返しの列車まで時間があるので駅前散策しました。
特に何もないのですが、駅の駐車場を出てすぐに「県道319号玉川停車場線」の標識がありました。
駅から集落の主要道路まで100メートルないと思うのですがわざわざ県道の標識つけているので気になって調べてみたら、「全長0.048km」と異常に短い県道で有ることが判明しました。
48メートルで県道なんて随分と大胆です。もしかしたら茨城県内最短記録かもしれません。
(家に帰って調べたら最短は茨城県道309号線福原停車場線の30メートルでした。)
6駅目。那珂湊(なかみなと)。
ひたちなか海浜鉄道湊線の駅です。
昔は茨城交通湊線でしたが、今は第三セクターのひたちなか海浜鉄道になっています。
社長さんは公募で選ばれた方で、富山市の万葉線と言う路面電車の会社から来たそうです。
この駅もロケに使われていて、映画「フラガール」や「真夏のオリオン」、ドラマ「俺たちの旅」、「チオビタドリンク」のCMに登場します。
2年前の1月くらいに行った時には「キミがおしえてくれた事」と言う曲のプロモーションビデオ撮影もやっていました。
ようやく終了ですが、暇ができたら廃線・廃駅になったところも探索してみたいと思います。